鉄道で目指すカーボンニュートラル

鉄道を応援する俳優村井美樹さんと学ぼう!

switch!SUSTAINABLE TRAIN

知って納得 鉄道がエコな理由

村井さん

よりエコな乗り物にするため、鉄道会社では新技術の開発環境にやさしい車両の導入を進めています。

その導入には多額の投資が必要で、お客様からいただいた運賃が使われています。

  • 新型特急は40%ものCO2削減を達成

    東武鉄道が2023年に投入した新型特急「スペーシアX 」では、1990年に登場した先代の特急「スペーシア」に比べ、40%ものCO2削減を実現しました。「スペーシア」もVVVFインバータやアルミ車体など、当時の最新技術を採用していましたが、この30年間で技術はさらに進化しました。

    スペーシアX

    提供:東武鉄道

  • 環境にも、人にもやさしい最新の路面電車

    福井鉄道が2023年に投入したF2000形「FUKURAMLiner 」では、VVVFインバータ制御やLED照明などを採用し、従来車両よりも30%以上の消費電力削減を実現。ステップを無くし、乗降もしやすいです。

    FUKURAMLiner

    画像素材:PIXTA

  • 貨物列車も、最新のディーゼル機関車に

    旅客輸送だけでなく、貨物輸送も鉄道の重要な役割です。水島臨海鉄道が貨物列車の牽引用として2021年に投入したディーゼル機関車DD200形は、ディーゼルエンジンで発電して電気モーターで走行することでエネルギー効率を高め、さらに排出ガスがクリーンな機関車です。

    貨物列車

    画像素材:PIXTA