まんが/やすこーん 鉄道会社で再生可能エネルギーの発電設備を持ち、車両や駅などで使う電力を自然由来のエネルギーにする取り組みも行われています。 駅の運営で発生するCO2排出量ゼロ 阪急電鉄の摂津市駅は、太陽光発電、LED照明、雨水利用などの省エネ施設を導入し、CO2排出量を大幅に削減。さらにCO2排出枠購入により、駅に起因するCO2排出量を実質的にゼロにする「カーボン・ニュートラル・ステーション」です。 提供:阪急電鉄 スカイライナーの運行にかかるCO2 排出量を実質ゼロに 京成電鉄では、スカイライナーの運行にかかる電力相当分を、再生可能エネルギー由来のトラッキング付FIT非化石証書 を用いることで、CO2排出量を実質ゼロとしました。 提供:京成電鉄 参考:資源エネルギー庁 非化石証書等により、再生可能エネルギー由来の電力を購入する取り組みも行われています 東急電鉄では、非化石証書等による電力購入を行うことで、2022年4月1日より日本で初めて、鉄軌道全路線での再生可能エネルギー100%による運行を開始しました。 提供:東急電鉄 人気球団の施設もゼロカーボンに 阪神電鉄では、2025年3月に兵庫県尼崎市に阪神タイガースのファーム(2軍)施設を移転・開業する予定です。ここでは整備予定の公園のほか、近隣の公園や緑地、さらに尼崎市内の阪神電車の各駅について、徹底した省エネルギー化と再エネ設備の導入、電力の地産地消等の取り組みを行い、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2の排出を2030年度までに実質ゼロとします。 提供:阪神電鉄 次のお話を読む